働く人のうつ病/大人の発達障害
産業保健の現場から
働くこと、強みを活かして
うつ病、大人の発達障害
正規社員の人数が減り契約社員の求人が増えるなど、雇用環境の厳しい状況が続いています。
時間外労働の削減のために時間内にミスを少なく、
業務効率の改善を求められるため、精神的緊張や負担が大きくなっています。
そのため職場内では
作業の計画性や段取り力、不注意が課題に
兼務を業務で求められることがあり、マルチな能力が要求されたり
経費削減で人数が減り、見通しのつかない業務にて負担が大きくなることもあります。
そのため職場内では
同時に二つのことの作業をするのが苦手、急な変化に対応できない
ことがストレスに
配置転換や管理業務では新しく多くの情報を処理して効率よく業務することや人間関係のなかでさらに高度なコミュニケーションスキルが必要になってきたりします。
そのため職場内では
仕事を終わらせるのに時間がかかり、
対人関係のコミュニケーションが苦手なことがストレスに
厳しい就職活動の中で就職されても、仕事とご自身のやりたいことや適性に合わないこともあり、それをうまく表現し伝えることができない
ことで困られることもあります。
上記のような職場の場面ではうつ病や大人の発達障害のかたがストレスに感じることがあると思われます。
うつ病、発達障害のかたのご相談が年々多くなってきています。
企業の業務内容の効率化や安全衛生水準の向上が影響していることも考えられます。
ご自身の強みを活かせるよう、働くことのサポートや当院の復職リワーク利用や就労支援機関様と協力しながら診療させていただいております。
是非ご相談いただければと思います。